社内で会議

次世代メディアを巡り、新しいサービス展開に向けて社内で会議。
最後は殺伐と。
余計な一言を言ったからですが。


後から更新予定。
以下、覚書

  • メディアの価値≠コンテンツの価値
  • ネットを見誤らない・頼らない
  • 時間価値の向上に伴う視聴スタイル・環境の変化
  • 散々前から言っていた事を否定された。←作れなかったからしょうがない。←Appleが作った。
  • DVDとの違いは?画質?音質?容量?BD-JAVA?他には?
  • HD画質(720p)とFullHD画質(1080p)の違い
  • 趣味の多様化


http://japan.cnet.com/review/news/story/0,3800080055,20367712,00.htm
ざっと見て、私にはこの意味がさっぱりわからない。
HD DVDが負けた(撤退)したのは、規格上、そしてコンテンツプロバイダ(特にワーナー撤退は痛手)の数で
BDに勝ち目がなくなったのであって、歴史上とかそういうことで負けたわけではないと思います。
技術を作る人間に取って、市場の法則というのを気にして作る人は居ないと思いたいです。

常に勝者は長時間メディアである
結果として長時間メディアになった、というのが正解では・・・。
HD DVDは3層で51GBを実現していましたが、BDでは実現できていなかった。
ベータもVHSも時間という点で勝敗がついたのかなぁ?
勝者が長時間メディアというのはおかしいのではないかなぁ。

いち時代を築いたメディアは新世代に継続しない
一時代を築いたメディアを持つ企業は必ず新世代には負けるという法則である
BDもHD DVDも1社が決める規格ではないですよね。
SONYPanasonicもDVD ForumのSC(ステアリングコミッティ)ですし。
そういう意味ではSONYPanasonicもいち時代を築いたメディアを持つ企業じゃないでしょうか。

墨守の姿勢からは、新技術が生まれない
0.1mm層が革新的ではあるけど、それが決定打とは到底思えないのですが、私の勉強不足なのでしょうか。

AV専門家ではないし、技術者として半端ではあるけど・・・。
この法則はおかしいかなと思いました。
HD DVDが負けた(撤退した)のは、単純に政治、CMが下手だからと思いました。


http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080219/rt052.htm
少し読みましたが、
「別に、そういった用途を否定するつもりはないんです。私も、移動中にはiPodやパソコンで映画を見ますし、その便利さはよくわかっています。ですが、 “便利だから”ということで、画質・音質への追求を止めてしまうのは間違いだと思っています。よく、“私は映画の中身が好きなのであって、画質にはこだわらない”という人がいますが、それは本当の映画好きではないと思う。“買う映像”としては、やはり一番美しいソースを手に入れたいじゃないですか」

これは違うかなと思う。
画質・音質への追及というのは「本当の映画好き」というのはどうでしょうか。
キャスト・ストーリー・監督・関連作品などにこだわる人もいる。
画質で映画好きとか言うのはどうかと思います・・・。
それだったら映画館の画質から家庭用へとダウングレードする必要性がないと思われるのですが。
ダウングレードしなければならないのは理解できるし、利益のためというのもわかります。
「高音質じゃないと本当の音楽好き」ではないみたいなこと言ってるのと変わらない気がします。
現にiPodが普及しているのは、音楽を楽しむために「高音質でなくても良い」楽しみ方ができている証拠だと思います。

言わんとすることも理解できますけど、難しいですね。「本当の○○」という定義は。


批判だけして、持論がないので。その程度の人間ですね、私。