RPGに例えるのも変ですが

コンテンツホルダにとって、コンテンツって盾と思うんです。
そしてそのコンテンツを扱って商品開発を行う会社にとっても盾だと思うんです。
技術が売りの会社にとって技術は剣で、絶えずユーザーという敵(言い方悪いですが・・・)と
切りあっていかなければいけないんですね。
で、剣は切っていく(時間が経つ)ほど摩耗していくと。
攻撃だけだと体力は減る一方ですよね。
回復できず長時間戦うなら盾(防御力)が良い方がいい。
名刀(すぐれた技術・商品)でさっくりと時間をかけず利益がでるのであれば、守りは必要ないかもしれない。
だけど名刀なんてそう何本も作れない。
そして名刀も手入れしないと切れ味が落ちる。
守りながら戦わなければならない状況で、盾をおろそかにすることはないだろうと思う。

武器も盾もだけど、結局は使い手の熟練度が低いと効果はでない。

コンテンツを扱う会社ってコンテンツに対する知識・情熱をもつ人が少ないような気がします。
ビジネスでならばOKかもしれない。
でもやはり命とも言える盾を預ける相手が盾の価値・使い方を知らなかったら、私はぞっとしますね。

コンテンツへの愛というのもおこがましいですが・・・。

軽視しているとは思わないですが、愛・尊敬が感じられない、少しさびしい営業電話を耳にした午後でした。